だれも知りたくないりんの週末ダイジェスト:
①けんきゅ
②奢りで飲み会という名の心と体のえいようほきゅう
③酔ってカラオケを一曲
④人んちに押しかけて泊めてもらう
⑤体調不良を押してミュシャ展
最近目がかすむのは栄養失調なんじゃいかとか飲み会で指摘されたりなんつーかいろんな意味で②以下死んでますが楽しかったからいい。いろんな人といろんな話をしてこれからの自分の栄養にしました。ふんふん♪こんなとき生きてるって素敵ってちゃんとおもえるよ。
以下ミュシャ展感想。パンフ買ったら論文が付いてて、今日は読む元気ないのでまた後日読みます。ので、また読んだら感想修正したり書き直したりするかもだけど、とりあえずー↓↓
石版画が大半だったので、油彩とかの展覧会に比べるとちょっと見劣りするかなーと思ったけど、それってうっかり忘れてて最終日に滑り込みで行ったので、人多くてあんまりゆっくり見れなかったからかも…。
大学のクラブでバンドをしていた頃の先輩が、そののちすんげい芸大に行ったんだけど、よく彼が「日常の中にあるちょっとしたものを、芸術的に洗練されたものにするのが憧れ」みたいな話をしてくれていて、わたしはものを知らないので「ほおおーー」とかって感心していたんだけど、要するに彼はアールヌーヴォーの考え方を説明してくれていたんだなと今日わかりました(言われてから4~6年くらいたってます・気づくの遅!)。そういえば画風とかスタイルとか考えると、彼はきっとミュシャがすきだったに違いない、と思う。
りんの個人的な思い出はさておき。ミュシャは確か最初は写実的な絵の勉強をしていたと思うのですが、それだけにデッサンとかめちゃくちゃ綺麗ですよね!作品そのものは輪郭線をくっきりとって色やタッチを乗せるという感じで、とっても現代のアニメ・漫画の画面に通じるものを感じたのですが、その割と平面的な処理であるはずの絵が、デッサンなどを熟知した洗練された線によって、迫力すら感じさせます。
ポスター画家として才能を開花させ有名になった人だと思うのですが、ポスターとは物を売り込むための媒体であって、そこに描かれるのは大半が女性であり、ということは宣伝のターゲットになっているのは男性で、消費活動の主体は男性であったということを、たくさんの柔らかな女性像をみながら思いました。そしてそれは今にも通じている。ミュシャの描いた女性たちは本当に綺麗で素敵だと思いましたが、ほんと女ばっかだなーとおもって。そんなことも考えました。
っていうか何の宣伝かわからないようなポスター描いちゃうあたり、宣伝を念頭において描いていたというよりは、描きたかっただけだろこのおっさんとも思いました(笑)。そこにあるのは萌えか!萌えなのか!!?
あと、植物をモチーフとしたパターンとか窓枠(?)とか、めちゃこのみです。これも圧巻。ほえーーー
てなわけでミュシャ展感想でしたー
PR